バランスの悪い嚙み合わせや、見た目も気になる歯並びを、しっかり噛める整った歯並びに改善するのが矯正治療です。
大人でも子どもでも治療できます。患者さんそれぞれに適した矯正装置を使用しながら歯やあごの骨に働きかけ、ゆっくりと時間をかけて本来あるべき咀嚼機能、審美性を回復していきます。
最近では矯正治療も進化し、さまざまな方法や装置での治療が可能になりました。
インターネット上でもたくさんの情報が発信されているので、治療を検討している患者さんの中にはどれが最適なのか、迷われている方も多いのではないでしょうか?
当院でも、さまさまな治療法や装置を取り扱っておりますが、中でも、もっとも治療実績が多く、推奨している治療法が、マルチブラケット装置を使用したワイヤー矯正です。
マルチブラケット法とは、ブラケットという一つひとつの歯に接着させた小さな装置にワイヤーを通し、歯並びを整えていく治療方法です。
一般的に矯正治療というと、この装置を連想される方がほとんどだと思います。
ほぼすべての症例に対応可能な、もっともスタンダードな治療方法です。
マルチブラケットの最大の利点は、患者さん人一人ひとりの状態に合わせ、細かな微調整もオーダーメイドで行うことが出来るため、仕上がりもキレイになります。
その利点の大きさから、当院ではほとんどの患者さんで、このマルチブラケット法による矯正治療治療を行っています。
また、この方法のデメリットとして挙げられた「装置が目立つ」という点についても、近年の目まぐるしい矯正治療の進化により改善され、今では、ほとんど目立たない装置の方が主流になってきています。
「マウスピース型矯正装置(インビザライン)・システム」により歯並びを整えることで、世界で550万人以上の患者様が笑顔の改善につなげています。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)・システムは、軽度な歯列矯正から中等度および重度の不正咬合までの症例を治療できることが、臨床上示されています。
透明に近く、目立ちにくいマウスピース型の矯正装置(アライナー)です。
革新的技術により、緩やかでありながら効果的に歯を適切な位置に移動し、歯並びを整えます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
アライナーは透明に近く目立ちにくいため、装着して いることがほとんどわからず、見た目によるストレスが軽減されます。
食事や歯みがきの時はアライナーを取り外すことが できるため、普段どおりに歯のお手入れができ口腔内を衛生的で健康な状態に保つことができます。
アライナーは金属を使用しないため口の中の違和感が少なく、矯正装置が外れてしまうなどのトラブルの可能性も少なくなります。
歯と歯の隙間
上の歯が下の歯の内側に入っている
上の歯が下の歯を覆い隠している
下の歯が前に出ている
でこぼこした歯並び
上下の歯が噛み合っていない
初診時には、治療計画を作成するために、ドクターが写真、レントゲンおよびデジタルスキャンまたは歯型をとります。
アライン・テクノロジー社が独自に開発した3D治療計画ソフトウェアを使用し、ドクターは、患者様の歯科記録に基づいてカスタマイズされた3Dの治療計画を作成します。
この3D治療計画では、予測される最終的な歯並びが示されるほか、おおよその治療期間も提示されます。
カスタマイズされたアライナーが製造され、ドクターのクリニックに出荷されます。
アライナー(通常は2~3セット)を受け取ります。
毎日装着していただき、1週間~2週間ごとに新しいアライナーに交換します。
約4~6週間ごとに受診し、ドクターから治療の進捗状況の確認および、次のアライナーのセットを受け取ります。
治療が完了し歯並びが整ったら、一定期間は保定装置を装着して元の歯並びに後戻りするのを防ぎます。
当院では、お口の中を3Dでスキャンして、歯並びや咬み合わせを確認、矯正後の歯並びシミュレーションが可能な口腔内3Dスキャナー「iTero element(アイテロ エレメント)」を導入しております。
普段自分の口の中は、直接自分では見られません。
iTero elementの3Dスキャナーでお口の中を撮影すると、見る事が出来ます。
従来の歯の型取りは、「印象」という粘土のようなものを歯に押し当てて取っていました。その後も石膏を流して固めるなど、とても時間がかかっていました。
しかし「iTero element(アイテロ エレメント)」なら、リアルタイムでお口の中の様子を知ることができます。
タベル矯正歯科では、透明なマウスピースの歯の矯正「マウスピース型矯正装置(インビザライン)」を導入しています。
「iTero element(アイテロ エレメント)」でスキャンしたデータを、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の独自のソフトを用いて、治療中から治療後までシミュレーション可能です。
時間は2~3分しかかからない為、嘔吐反応が起きないのでオエッとなりません。
※症例により、嘔吐反応が起きる場合もあります
お口を空いた状態では、実際の咬み合わせを目で見ることは出来ません。
しかし、スキャンしたデータを咬ませて、あたりが強いか弱いかなど細かいところまで診る事が可能です。
また、印象を取って、外して、石膏を流しいれてという過程がないため、精度がUPしております。
スキャンしたデータを自宅PCやスマホで確認することも可能です。
せっかく撮ったご自身のお口の中の3Dのデータです。
スキャンしたデータを正面だけでなく、360度上下左右、自由自在に見てみませんか? ※ログイン情報をお送りします。
当院では、「頻繁に通院をする時間がない・・」「コロナ禍なので出来れば頻繁に通院をするのは避けたい・・・」、そんな方のためにスキャンボックスをご準備しております。
患者様に快適なスキャンを行っていただくために、スキャン・ボックスの正しい使い方をご確認ください。
YouTube チャンネルでチュートリアル動画もご覧いただけます。
スマートフォンをスキャン・ボックスにセットし、ストラップホルダーで固定します。
正しくセットされると、「カチッ」という音がします。スキャン・ボックスの上下が逆さまでないことも確認してください。
画面をダブルタップしてスキャンを開始しします。アプリの音声ガイダンスをよく聞いて指示に従ってください。
カリエールモーションは、マルチブラケット治療の前準備にも利用することが出来ます。
全ての歯を動かす前に、犬歯から奥歯までを正しい位置関係にする事で効率的な治療が可能になります。また同様の効果を持つ他の装置に比べて構造がシンプルなため、違和感が少ない事も特徴です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
一人一人の患者様に適した治療計画がデジタルで作成されるため、期待される治療経過と結果を見ることができます。
取り外し可能なため、好きなものを食べたり、スポーツや楽器の演奏をするなど、普段通りの生活を続けながら治療を行うことができます。また、金属を使用しないため口の中の違和感が少なく、矯正装置が外れてしまうなどのトラブルの可能性も少なくなります。
目立ちにくいため見た目によるストレスが軽減されます。また治療が進むにつれ歯並びが整い、笑顔に変化が起こることが期待され ます。
床矯正装置は、歯列を側方拡大するための装置で、抜歯をせずに対応可能などメリットの多い非常に優れた矯正装置です。
入れ歯のようなネジ式の装置を装着し、段階的にネジを絞めていくことにより徐々に歯列の幅を広げ、歯を並べるスペースを確保します。
成長期の子供で多く使用しますが、大人でも症例によって使用することが可能です。